2018.07.22

シンガポール旅行記 その63

 タクシーはまもなくBras Basah Complexに到着する。運転手に、「ここで間違いないか?」と聞かれ、初めての場所故知るはずもないが、「ここだ。」と言っている自分がおかしい。カナダでタクシーに乗ったときは、降りる前、いったいいくらチップを加えれば良いか猛烈に悩んだが、ここシンガポールでは日本同様チップの習慣はないと聞いているので、メーター表示通りの料金を払う。

 外見は集合アパートのように見える建物だった。中に入ると吹き抜けがあり、下から上の方まで見渡せる。時間は昼時なので、すでに「朝早いから」は適当ではないが、なぜか人の気配がほとんどない。シンガポールの平日の昼間とはこんなものなのだろうか。それとも、ここはその程度の人気なのか。

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 エスカレーターで上りながら大まかに各階の様子を眺める。書道用品、音楽CD、美術用品、古本などのお店が並んでいる。どこを見渡しても軽く中国感がある。書道用品はもちろんのこと、中国語の古本や音楽CDを買う気にはならない。1階に郵便局があったことを後で知る。もし気づいていたら切手を買っていただろう。ここでも予習なしの行き当たりばったりの旅の罰が下された感じ。

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    「Popular(大衆書局)」 大衆ってなにを意味するんだろう...。

 3階に上がると赤い壁に「POP」と書いてある。すぐには気づかなかったが、これがPopular(大衆書局)だ。書店内に入ると、なるほど!(゜Д゜) こここそが私たち夫婦が求めていた場所だった。フロアーのほとんどがいわゆる「学参」で埋め尽くされている。教科書、参考書、専門書、問題集、文具の類いが見事にそろっており、日本の巨大な本屋さんの学参コーナーといった空気があふれていた。

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     店内の本の並べ方が日本に近い感じ?

 妻は入ってすぐの所に平置きされた、小学校1年生から6年生(相当)のドリルに見はまっている。私はすかさず高校物理のコーナーを探しだし、大学入試レベルの問題集をあさりだした。あるある、たくさんある。参考書より問題集が欲しい。参考書だったら英語で書かれているだけで、日本のそれとは大して変わらないはず。しかし、練習問題にはお国柄がでる。棚を見渡すといくつかのレベルに分かれていることがわかる。とりあえず中をぱらぱらとめくってみると、その内容でレベルの大まかな違いがわかった。あとでネットで調べたら、次のように書いてあった。

<シンガポールの能力主義システムの概要>
 シンガポールでは、初等学校から始まる各段階で、生徒の能力に応じて選別していくための試験が行われる。まず、初等教育4年生の終わりに、学校が独自に定める基準によるテストが行われ、オリエンテーション段階(初等教育5~6年生)に向けた振り分けが行われる。その後、初等学校卒業試験(PSLE: Primary School Leaving Examination)、中等学校卒業時のシンガポール・ケンブリッジ「普通」教育認定試験(GCE-O:Singapore Cambridge General Certificate of Education, Ordinary Level)、ジュニアカレッジ等卒業時のシンガポール・ケンブリッジ「上級」教育認定試験(GCE-A (Advanced Level))が行われ、これらの成績によって、以後の進路が決められる。

 多少は違うが、差し詰め日本風に言えば

 O level=高校入試レベル
 A level=大学入試レベル(その中にH1とH2のグレードがある?)

という感じのようだ。私が興味があるのは当然A levelで、悩みに悩んで次の2冊を購入した。左はGCE A level H2の10年分の過去問集で、内容はマーク式と記述式の両方が載っており、右は同じレベルだが、分野別に編集されたマーク式の問題集である。

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    S$16.95(約1,480円)          S$15.90(約1,390円)

 マークと記述の両方があるというところは日本と似ているが、シンガポールの試験はどこの学校でも共通問題(シンガポールがケンブリッジ大学と提携しておこなっている英国式の試験)で、どのグレードの試験を受けてどれほどのスコアを取ったかで進路が決まるというしくみなのだろう。今、日本も大学入試改革がおこなわれようとしているが、こうした英国式あたりも参考にしながら検討されているだろう。それにしても、シンガポールに来てまで問題集を買って帰ろうだなんて、職業病か。あっ、妻も買っている。似たもの夫婦だ。

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            2016年のマーク問題の一部

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            2016年の記述問題の一部
 
 
 そろそろおなかもすいてきた。何か食事ができるところを探しに行こう。

(つづく)

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2018.07.16

インフェルノ

 見よう、見ようと思っていて、映画の放映期間が思ってたほど長くなくて見逃していた「インフェルノ」をやっと見ました。3連休の最終日。借りてきたDVDを鑑賞。この程度のお楽しみで満足している私は小市民。

 このシリーズはどうも私にどストライクのようで、このインフェルノも、1秒たりともあくびの出るシーンはありませんでした。でも、今回の収穫はイルファン・カーン! 「あれっ? この俳優さん、どっかで見たぞ?」と思ったら、あの「東京裁判」の判事さんだった! いや、私はきっとこんな味のある俳優さんが好きなんだなぁって、改めて確認させてもらった気がしました。

 内容は話しませんが、どうもこのシリーズは人類の危機を救う方向に進んで行ってる。次があるとしたら、どのくらいスケールアップするんだろう。もちょっとスケール小さめで、ディープな方がいいんだけどなぁ。

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2018.07.11

北海道には梅雨が

ないと言われているが、今まさに梅雨状態のはず。

これって常識が覆された? それとも以前から?

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2018.07.08

人生最難の二択

長い人生の中で、これほど悩んだ二択はない。

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で、今回はこっち...と。

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2018.07.07

土砂災害警戒情報

土砂災害警戒情報なるものが発令されて、各地は大混乱。昨日も生徒を帰した後の会議中に、スマホがなり出す(土砂災害警戒情報発令)始末。土砂崩れって突然くるだろうし、まるで落ち着きません。今朝見たら、今は四国が大雨。今年の梅雨は遅く来て、西日本で猛威を振るっています。被害がはやく治まることを願っています。

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2018.07.01

ハン・ソロ

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 「ハン・ソロ」を観てきました。映画の日かつ日曜日のことだし、きっと映画館はお客であふれかえってるんだろうなと思いつつも、15分前に入館してみたら、なんとガラガラ。始まるときには全席の4~5割くらいかな。封切りは2日前だぞ!? アメリカでの評判が悪いだけに、ちょっとだけ心配になってしまいました。

 しかし、始まってしまえばそんな懸念は吹き飛び、若い頃のハン・ソロと思ってみれば、役者の顔の違いなど大して気になりませんでした。ストーリーも真っ直ぐで、変にねじ曲げられていなかったし、そこそこにらしいアクションもあって、「ローグ・ワン」同様、素直に楽しめる作品でした。(ネタバレになるので、詳しくは書かないけど。)

 そう考えると、惜しむらくは「エピソード8 最後のジェダイ」のダメダメぶり。ストーリーは眠いだけだし、ローズというキャラは全く不要、いやそれどころか入れてはいけない存在。ルークもあんな風に描いて欲しくなかった。すでにほとんどトラウマ。「エピソード7 フォースの覚醒」はちっとも悪いとは思わなかったけど、エピソード8は結局、1回しか見に行きませんでした。(いつもなら、吹き替え版と字幕版の両方を見に行く私。)「ディズニーが作るとこんな風にだめになっちゃうんだ。」という思いが未だに渦巻いています。いつかやってくるであろうエピソード9を見に行くのが怖いです。どうしたものか...。

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2018.06.28

シンガポール旅行記 その62

 タングリン・モール(Tanglin Shopping Centre)に向かう道は、引き続きひっそりとしている。一生懸命思い返しても、思い出の中に音がない。車は切れ目なく走っているというのに。

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     なるほど、全部こっちに向かっている

 大した距離を歩いたわけではない。慣れていたらあっという間だったのだろう。しかし、いつ目的地が現れるのかわからないままの歩みの時間は長く感じてしまう。初めてのお使いは常に、行きは困難の連続、帰りは一瞬だ。

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  どうやら裏口から入ったようだ       正面はこんな感じらしい

 タングリン・モールに到着する。少し暗い感じはするものの、スポーツ用品や衣類、靴、おもちゃ、小物、ベビー用品と多彩で、テイストは多少異なるが、落ち着いて考えると日本のイオンモールと同じかも。上位階にはレストランなどもある。日用品には興味はないが、シンガポールならではの小物などを眺めつつ、お土産になりそうな物がないか探して歩いた。しかし残念ながら、ときめく物は見つけられなかった。地下に降りると、スーパーマーケットが現れる。昨日、高島屋の食料品売り場をみてしまった後だけに、大きな感動はない。サイズも半分くらいだが、それでも生鮮食料品コーナーがおもしろかった。買うわけではないが、品揃えと共にそれらの売られ方にはやはり目を奪われる。自分の手が届く範囲の物だから反応するのかもしれない。

 これ以上、ここにいてもしょうがないかな。そんな気分になってきた。そろそろ次の場所に向かって移動することにしよう。オーチャード通りを西に向けて歩いたこの時間は、最後まで、「今ひとつ賑やかでない店舗めぐり」で終わった感じがした。

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 アジアらしさと共に、どこかに都会らしさを感じる生鮮食料品の売られ方

 次に行くところは決めている。前日の食事の際、紀伊國屋では参考書の類いを見つけられなかったという話をしたところ、ジェンが「Popular」という本屋を紹介してくれた。事前にネットで調べたところ国内に何店舗かあるようで、なんとなく「Bras Basah Complex」というモールの中の店舗に行ってみようと考えていた。理由は...全くの山勘である。

 ちょうどいい。タクシーに乗ろう。タングリンモールの入口にはタクシー乗り場があったので、簡単にタクシーを拾うことができた。

 「Bras Basah Complex, please. It's just beside the National Library.」

 カナダの時と同じ。タクシー内で必要な英語はこの程度。右ハンドルのタクシーの中から見る風景はおおむね日本と同じであり、わずか3kmほどの距離だがほっと一息つく時間となった。

(つづく)

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2018.06.25

サッカーってそういうものなのか

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FIFAランクが見事にひっくり返っている。

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2018.06.24

校内作品展

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天気良すぎて、写真が焼けちゃう...。

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2018.06.22

あと少し...

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見ている間にも、どんどん距離が縮まっていく。(´д`)

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2018.06.18

CANGOXINA

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大ちゃんを、真似てみた。

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2018.06.11

シンガポール旅行記 その61

第3日目 8月17日(木)

 6時半頃、目が覚める。体は思ったほど疲れてはいない。今日も元気に歩けそうだ。7時半から朝食をとった。ビュッフェ形式なので前日と同じラインナップだが、あれだけたくさんの種類があると、十分違うメニューを楽しむことができる。でもあいかわらず、美味しいコーヒーにはありつけないということでもある。

 日本同様、10時にならないとどこも店が開かないので、9時半頃、ホテルを歩いて出発。通常だとチェックアウトは11時のようだが、HISの特別サービスで16時だと聞いている。心配なので一応フロントで確認したら、間違ってはいなかったものの、簡単な手続きが必要だった。確認してなかったらどうなっていたのだろう。

 8月の赤道直下だが、普通に暑い程度。日本の夏によく似ている。

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 目的地のタングリン・モール(Tanglin Mall)は、オーチャード・ロードのはずれにある。おそらく、ホテルから歩いて1kmくらい。タクシーに乗るという手もあるが、朝の散歩にはちょうど良い。パターソン・ロード(スコッツ・ロード?)の向こう側にはまだ行っていないので、歩くスピードで風景を楽しみ、興味を惹くものがあれば寄り道してもいい。1日目の夜同様、パターソン通りを越えようとアイオンオーチャードの地下に入るが、また迷う。何をやってるんだ俺。ここの地下街は本当にコンパスを狂わせる。変な方向には行きたくないので、あきらめて元の場所に戻り、ほんの少し回り道して横断歩道を渡る。木曜日の朝9時半のこと。ラッシュは終わってるんだろう。流れゆく車はそれほど多くはない。

 オーチャード・ロードの西半分は思ったほど賑やかではなかった。もしかしたら平日の朝だからかもしれないが、2日前の夜、遠目に見たときも何となく明るい感じはしなかった。道に面した開放的な店がないから静かに感じるのだろう。最初に泊まろうとしていたヒルトンが現れる。ヒルトンじゃなくてマンダリンでよかったと思った。ヒルトンのすぐ隣に、ファーイースト・ショッピングセンター(遠東購物中心:Far East Shopping Center)を発見。怪しげな空気に惹かれる私。身構える妻。ここは入るでしょう、普通。

 中に入ると、小さな商店が隙間なく並ぶ、ちょっと古い感じのするモールである。エスニックな感じはするが、中国系やらイスラム系やらよくわからない。例によってシンガポール特有の多国籍感一杯だ。食料品などの店もあるが、主に衣類や貴金属、ゴルフ用品など。

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 店主が店番で客待ち 昔の日本もこうだったなぁ

 ここもまた朝早すぎる時間だったせいだろう。ひっそりと静まりかえっており、心なしか薄暗い。オーチャードはどう考えても観光客向けの通りなので、地元の人たちが生活で利用する感はない。だとすると、こうして売られている商品は私達が買う前提の品? ううん、こんなメガネやスーツをお土産に買うことはないなぁ。商売、成り立ってるのかなぁ。他の階を見ても、レストランはあったが時間的にそこには用はないので、早々に引き上げることにした。次の所に行こう。

(つづく)

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2018.06.09

ふざけるな!

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オークス生え抜きならともかく、

世界中のホークスファンが敵だと思え。

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2018.06.08

接頭辞に規制はないのか

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こういう表記を見ると悪意を感じてしまう。
職業病か。

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