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2018.03.16

シンガポール旅行記 その48

 時刻は午後4時。ジェン夫妻と落ち合う予定の6時半まで、まだ2時間半もある。ザ・ショップスでの買い物は、身分違いでまず無理。とりあえず建物の外の日陰にあるベンチに座り、次の行動の作戦を練る。そう言えば、「アートサイエンス・ミュージアム」が目の前だ。ジェンが「光を使った3Dの展示物がオススメ」と言ってた。どうしても見たい施設というわけではないが、理科人間にとっては格好の時間つぶしの場であることは間違いない。とりあえず行ってみることにした。

 近くで見るとそうでもないが、離れたところから見ると、建物の外観デザインは実に個性的である。蓮の花を思わせる両手の10本の指をイメージして建築されており、「シンガポールの歓迎の手」と称されているらしい。どこまでも見事なアジアを代表する観光都市、いや観光国家シンガポールである。

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   蓮の花ってところがアジア的で良い

 入口らしき部分の前の広場では、多くの人たちが夕方前の時間をくつろいで過ごしている。ベンチに座ってのんびりも悪くないが、せっかくの機会なので見聞を優先する。中に入ると喫茶コーナーになっており、入場料を払うカウンターは地下2階にあるようで、エレベーターに乗って下へと向かう。カウンターには人の列。並んで待ちながら、どのチケットにするかを考える。常設展が一つ、特別展が二つ、複数の展示を見られる組み合わせチケットや、いずれも見られるフリーパスもある。どれも見たいのは山々だが、ここはどれか一つにしておこう。私は、ジェンが勧めていた常設展示の「FUTURE WORLD」が良いと思ったのだが、妻は「Human+」が良いという。カジノの時といい、ここに来て意見が分かれ始めるが、まあ「Human+」にしておこうか。Humanってくらいだから生物系の展示かなぁ。

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       入場料は約1,500円

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      FUTURE WORLD           HUMAN+

 展示会場に一歩踏み入れると、無音に近い静まりかえった空間に、なんとも異様な空気が漂っている。あたり前だが、解説は全て英語で、何となくはわかるのだが、詳細はにわかにはわからない。最初の方は身障者用の装身具の展示かと思えたのだが、半ばから明らかにそうではない奇妙な体のパーツの連続。見るだけの物から触れと言われているものまで。さらにはまるでホンモノっぽい胎児の模型。ううん....。ワカラン。(-_-;)

 何より、アートなのかサイエンスなのか。あいや、ここはアートサイエンス・ミュージアムだった。これが正解なのかもしれない。最初はゆっくり見ていた私達の足は、後半に行くに従い加速したように思う。あっという間にごちそうさまでした。大失敗でした。やっぱりFUTURE WORLDの方でした。

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    理解できるアートとそうでないアートがあることがよくわかった

 こうなったら、口直しに美しい風景でも見に行こう。スカイパークに上るべく、再びマリーナベイ・サンズに戻ることにした。

(つづく)

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