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2018.06.28

シンガポール旅行記 その62

 タングリン・モール(Tanglin Shopping Centre)に向かう道は、引き続きひっそりとしている。一生懸命思い返しても、思い出の中に音がない。車は切れ目なく走っているというのに。

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     なるほど、全部こっちに向かっている

 大した距離を歩いたわけではない。慣れていたらあっという間だったのだろう。しかし、いつ目的地が現れるのかわからないままの歩みの時間は長く感じてしまう。初めてのお使いは常に、行きは困難の連続、帰りは一瞬だ。

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  どうやら裏口から入ったようだ       正面はこんな感じらしい

 タングリン・モールに到着する。少し暗い感じはするものの、スポーツ用品や衣類、靴、おもちゃ、小物、ベビー用品と多彩で、テイストは多少異なるが、落ち着いて考えると日本のイオンモールと同じかも。上位階にはレストランなどもある。日用品には興味はないが、シンガポールならではの小物などを眺めつつ、お土産になりそうな物がないか探して歩いた。しかし残念ながら、ときめく物は見つけられなかった。地下に降りると、スーパーマーケットが現れる。昨日、高島屋の食料品売り場をみてしまった後だけに、大きな感動はない。サイズも半分くらいだが、それでも生鮮食料品コーナーがおもしろかった。買うわけではないが、品揃えと共にそれらの売られ方にはやはり目を奪われる。自分の手が届く範囲の物だから反応するのかもしれない。

 これ以上、ここにいてもしょうがないかな。そんな気分になってきた。そろそろ次の場所に向かって移動することにしよう。オーチャード通りを西に向けて歩いたこの時間は、最後まで、「今ひとつ賑やかでない店舗めぐり」で終わった感じがした。

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 アジアらしさと共に、どこかに都会らしさを感じる生鮮食料品の売られ方

 次に行くところは決めている。前日の食事の際、紀伊國屋では参考書の類いを見つけられなかったという話をしたところ、ジェンが「Popular」という本屋を紹介してくれた。事前にネットで調べたところ国内に何店舗かあるようで、なんとなく「Bras Basah Complex」というモールの中の店舗に行ってみようと考えていた。理由は...全くの山勘である。

 ちょうどいい。タクシーに乗ろう。タングリンモールの入口にはタクシー乗り場があったので、簡単にタクシーを拾うことができた。

 「Bras Basah Complex, please. It's just beside the National Library.」

 カナダの時と同じ。タクシー内で必要な英語はこの程度。右ハンドルのタクシーの中から見る風景はおおむね日本と同じであり、わずか3kmほどの距離だがほっと一息つく時間となった。

(つづく)

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2018.06.25

サッカーってそういうものなのか

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FIFAランクが見事にひっくり返っている。

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2018.06.24

校内作品展

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天気良すぎて、写真が焼けちゃう...。

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2018.06.22

あと少し...

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見ている間にも、どんどん距離が縮まっていく。(´д`)

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2018.06.18

CANGOXINA

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大ちゃんを、真似てみた。

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2018.06.11

シンガポール旅行記 その61

第3日目 8月17日(木)

 6時半頃、目が覚める。体は思ったほど疲れてはいない。今日も元気に歩けそうだ。7時半から朝食をとった。ビュッフェ形式なので前日と同じラインナップだが、あれだけたくさんの種類があると、十分違うメニューを楽しむことができる。でもあいかわらず、美味しいコーヒーにはありつけないということでもある。

 日本同様、10時にならないとどこも店が開かないので、9時半頃、ホテルを歩いて出発。通常だとチェックアウトは11時のようだが、HISの特別サービスで16時だと聞いている。心配なので一応フロントで確認したら、間違ってはいなかったものの、簡単な手続きが必要だった。確認してなかったらどうなっていたのだろう。

 8月の赤道直下だが、普通に暑い程度。日本の夏によく似ている。

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 目的地のタングリン・モール(Tanglin Mall)は、オーチャード・ロードのはずれにある。おそらく、ホテルから歩いて1kmくらい。タクシーに乗るという手もあるが、朝の散歩にはちょうど良い。パターソン・ロード(スコッツ・ロード?)の向こう側にはまだ行っていないので、歩くスピードで風景を楽しみ、興味を惹くものがあれば寄り道してもいい。1日目の夜同様、パターソン通りを越えようとアイオンオーチャードの地下に入るが、また迷う。何をやってるんだ俺。ここの地下街は本当にコンパスを狂わせる。変な方向には行きたくないので、あきらめて元の場所に戻り、ほんの少し回り道して横断歩道を渡る。木曜日の朝9時半のこと。ラッシュは終わってるんだろう。流れゆく車はそれほど多くはない。

 オーチャード・ロードの西半分は思ったほど賑やかではなかった。もしかしたら平日の朝だからかもしれないが、2日前の夜、遠目に見たときも何となく明るい感じはしなかった。道に面した開放的な店がないから静かに感じるのだろう。最初に泊まろうとしていたヒルトンが現れる。ヒルトンじゃなくてマンダリンでよかったと思った。ヒルトンのすぐ隣に、ファーイースト・ショッピングセンター(遠東購物中心:Far East Shopping Center)を発見。怪しげな空気に惹かれる私。身構える妻。ここは入るでしょう、普通。

 中に入ると、小さな商店が隙間なく並ぶ、ちょっと古い感じのするモールである。エスニックな感じはするが、中国系やらイスラム系やらよくわからない。例によってシンガポール特有の多国籍感一杯だ。食料品などの店もあるが、主に衣類や貴金属、ゴルフ用品など。

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 店主が店番で客待ち 昔の日本もこうだったなぁ

 ここもまた朝早すぎる時間だったせいだろう。ひっそりと静まりかえっており、心なしか薄暗い。オーチャードはどう考えても観光客向けの通りなので、地元の人たちが生活で利用する感はない。だとすると、こうして売られている商品は私達が買う前提の品? ううん、こんなメガネやスーツをお土産に買うことはないなぁ。商売、成り立ってるのかなぁ。他の階を見ても、レストランはあったが時間的にそこには用はないので、早々に引き上げることにした。次の所に行こう。

(つづく)

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2018.06.09

ふざけるな!

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オークス生え抜きならともかく、

世界中のホークスファンが敵だと思え。

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2018.06.08

接頭辞に規制はないのか

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こういう表記を見ると悪意を感じてしまう。
職業病か。

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2018.06.05

シンガポール旅行記 その60

 しまった。Ohchardまで来てしまった。よく考えたら、一つ手前のSomersetで降りた方がホテルに近かったのに。私たちがマンダリン・オーチャードに泊まっている事を聞いていたジェンが、オーチャードを連呼していたので、ついつられてオーチャードまでの切符を買ってしまい、ここまで来てしまった。まあ、昨晩のお散歩と同じ距離なので、また歩けばいいだけか。しかし、すでに10時を過ぎている。ひたすら歩き回った一日だったので、一刻も早くホテルに帰ってシャワーを浴びて、ビールでも飲みたいところだ。

 オーチャード通りを東に向けて歩く。昨日、ホテルの近くに見つけたコンビニに立ち寄って買い物をする。妻はスナックを買おうとしていた。私は、昨日買ったつまみが残っていたので、「タイガービールだけ一緒に買っといて。」と伝えて、店の中を見て回った。支払いが終わった妻が私の所に戻ってきて、

 「レジで並んでいたら、前の人が、時間がどうとか言って順番を譲ってくれた。」

と言う。そうか、22:30になる寸前だったんだ。酒類規制法か。お店の人も買いに来た人も、この時間は敏感になってるんだ。前に並んでいたのが親切な人だったおかげで、風呂上がりにタイガービールを飲める。ありがたい。

 ホテルに到着。部屋に戻る前に、昼間の観光バスの中で注文したお土産の品物を受け取りに行く。一階の手荷物預かり所のところでもらうようにと言われていたので、とりあえず受付の所で聞いてみた。引換券を見せて、

   私「この荷物は届いていますか?」
 従業員「×?○3&5$*%Y#@」

 げっ...。やっぱりここでも彼らの話している英語がわからない。(^_^;) カナダではすぐにカナディアン・イングリッシュにに耳が慣れたが、シングリッシュは簡単には慣れないようだ。相手が何を言っているかは無視して、一方的に内容を伝える。方法はこれしかない。幸い、「少々お待ち下さい」的な反応をしてくれてはいるのだが、なかなか荷物が出てこない。観光バスの中での買い物なので、こうした荷物はきっと毎日届いているのではないかと思うのだが、なぜか手間取っている。まさか、お金だけ取って品物は届かないなんてことはないよね。いや、そんなことは絶対にないと思う。こっちもさすがに一日中歩き回ったあげくの23時前である。そろそろ疲れてきた。やっと出てきた。やっぱり外のおじさんに聞いた方が早かったのかもしれない。もう何でもいい。無事にチョコレートとカヤジャムを手に入れた。

 部屋に戻って、シャワーを浴び、テレビをぼーっと見ながらタイガービールを飲む。長い一日だった。観光バスに乗ってよかった。おかげで、この一日でシンガポールとはどんな国なのかを駆け足で知ることができた。ジェンとチュアンに会えたおかげで忘れられない夜の思い出ができた。明日は、今日できなかったことをできるだけ経験しよう。明日の予定は...

・雑誌に紹介されている「タングリン・モール」
・ジェンが紹介してくれた「Popular」という本屋
・「シンガポール国立博物館」
・今日乗れなかった「リバークルーズ」
・ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのライトアップ・ショー
・オーチャード付近で食事をしてから空港へ

 シンガポールを発つのは明日の深夜25:20であり、空港に向かうシャトルバスがマンダリン・オーチャードに来るのが22:00なので、まさに朝から晩まで最後のシンガポールを楽しむ一日である。暑い一日ではあったが、想像していたほどではなかった。明日もほどよい天気の一日であることを願って、早く寝た。


 2日目、終了。この1日を描くのに約4万字。書き始めて9ヶ月が経つ。早く仕上げないと、記憶が危ない...。

(つづく)

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2018.06.01

シンガポール旅行記 その59

カベナ橋(Cavenagh Bridge)
 1869年、シンガポール川の河口部に架けられた歴史的建築橋で、19世紀の大英帝国インド総督の名前に由来するシンガポール最古の橋。橋を保護するために、およそ150kgを超える車や牛馬の通行が制限されたが、それを通告する標識が現在も橋の両側に立っている。

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     イギリス式の古い小さな橋である

 看板に書かれている文章は、

POLICE NOTICE
CAVENAGH BRIDGE
THE USE OF THIS BRIDGE IS PROHIBITED TO ANY VEHICLE OF WHICH THE LADEN WEIGHT EXCEEDS 3CWT. AND TO ALL CATTLE AND HORSES.
BY ORDER CHIEF POLICE OFFICER

 「CWT」は、イギリスらしくヤード・ポンド法のハンドレッドウェイト(hundredweight)、すなわち100ポンド(約50kg)だそうで、(って初めて知った。)「150kgを超える荷物を積んだ輸送車両と牛と馬は通行禁止」ということである。なんだか、いい感じだなぁ。(´д`) そうか、チュアンも同じ所に癒やしを感じているわけか。納得。

 橋を渡ると、夜の金融街の足下に忍び込んだ感じ。地下鉄の入口に導かれるように、ジェンらについて歩く。「ここはどこら辺なんだろう。」 そう、もらしたとき、

 妻「昼間歩いたでしょ。」
 私「えっ? (@_@)」

 衝撃的な事実であった。方向感覚があると思っていた私は自分の位置がわかっていなかったが、妻は自分がどこを歩いているかを理解していたのだ。

 妻「だってここ、マーライオンの所に行くときに降りた駅のところでしょ。この橋だって、その時に向こう側から見たの覚えてないの? 私達って案外、一日中、おんなじ所をぐるぐる回ってるだけじゃん。」
 私「ええっ? (@_@;;)」

 頭の中をフル回転し、今日一日の風景を必死で思い出そうとしたが、この時は妻の言うことがまるで理解できなかった。風景が有機的につながらない。なんてこったい...。

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    こうして経路を地図に落として初めて理解できる自分に気づく

 数年前に見た、「男と女が地図を見るときの違い」について検証するテレビ番組を思い出した。その番組の結論は、「初めて行く目的地にたどり着かせたかったら、男にはGoogleマップのような正確な地図を、女性にはポイントだけを書き込んだデフォルメされた手書きの地図を渡せ。」というものだった。男は方位や距離で場所を理解しようとするのに対し、女性は周りの風景や建物で判断しようとするというのだ。だから男は正確な地図があれば初めての場所でも対応できるが、女性は事前に特徴的なランドマーク情報がないと初めてに対応できにくいということらしい。そういえば、「話を聞かない男、地図が読めない女」というタイトルの本があったなぁ。この時の私は、アンテナを張らぬままジェンについて街をぐるぐると歩き回るだけで、完全にコンパスが働かなくなっていた。しかも風景など位置情報源として見ていないわけだから、まさに方位的に路頭に迷っていた状態だった。しかし、妻は何度か見かけた建物や橋の様子から、自分が今どこにいるのかを立体的にわかっていたということである。

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 今でもこういうデフォルメ地図が苦手でしょうがない私

 改めて男と女の違いがよくわかった。日頃、何かあるたびに妻に「地図が読めない」とか、「方向音痴」などと言っていたが、私は橋の反対側から来たことにすらも気づかなかった。まさに私も「周りを見ていない男」でした。ごめんなさい。

 男と女には絶対に超えられない性の壁がある。性の違い故の得意不得意がある。権利主張は同じであるべきだが、何もかもを同じにしようとすると、おそらくは男女ともに生きにくい世の中になる。互いの違いを理解し、補完し合い、尊重し合う関係でなければならない。3Kな仕事は男がやればいい。女性に重たい荷物を持たせる必要はない。一方で男女同権と言いながら、例えば男を保育や看護の世界に押し込むと、母親から、「うちの娘のおむつは男の先生に換えさせるな。」などというクレームがでる。それがクレームなのか、それとも当然の反応なのかは難しい問題だが、女性がすれば問題が生じないのなら、きっと女性の仕事ということなのだと私は思う。間違いなく女性の方が得意なことがある。一方で女性には不向きなこともある。尊敬し、助け合う気持ちさえあれば、差別ではない区別によって世の中はうまく動いていく。この旅で、妻の私よりすごいところをまた発見できた。本当に参りました。(私のダメなところを発見したとも言えるか...。)

 地下鉄駅の入口に到着した。階段を降りようとしたその時、ジェンが知人とばったり出会う。彼女から紹介されたのは、一般財団法人自治体国際化協会シンガポール事務所の所長さんで、JETプログラム関係で知り合ったらしい。日本人だ。突然、名刺が差し出される。初対面の人にはまず名刺。なんてみごとなまでの日本人なんだ。私もすかさず懐から名刺を出す。こんな旅先にまで名刺を持ってきている私も、また日本人である...。(^_^;)

 地下鉄の券売機の前には長蛇の列。ジェンらはez-linkカードなので、すでにある程度の金額がチャージ済みのようだ。私達は昼間使ったカードにチャージするのだが、私は操作を誤ってしまい、新しいカードが発行されてしまった。ありゃ。ま、いいか。

 南北線に乗り込み、私達はOhchardまで、ジェンらは二つ手前のDhoby Ghautで降りて北東線に乗り換えるらしい。お別れの時間が近づく。列車内の空気は博多の地下鉄と何ら変わりない。ただ、夜の列車特有の寂しさが漂っているだけ。そして列車は、あっという間にDhoby Ghautへ到着する。多くの人がここで降りてゆく。彼らもその流れに流されていく。駅のホームから笑顔で手を振ってくれる二人に、心からの御礼の気持ちを笑顔に込めて送った。本当に楽しいひとときでした。もっともっと話をしていたかったけど、いつかまた来るね。また会いましょう。ありがとう。ジェン、チュアン。お幸せに。

(つづく)

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